後遺障害事例

耳鳴り 周囲の音【参考資料】

 〔参考資料〕

 

 耳が聞こえづらい、と感じたとき、音が聞こえにくくなった耳では、周囲の音はどのように聞こえているでしょうか?

 聞こえにくさを判断する目安として、周囲の音をどのように感じているかを表にまとめてみました。

            

㏈(デシベル)とは、音の大きさを表す単位です。音に関するほかの単位としては、音の高低を表す周波数=ヘルツ(Hz)が一般的です。

聴力に関しては、㏈の数値が小さいほどよく聞こえる状態を表します。

 

皆さんが通常受けられる健康診断では、オージオメーターを使用して1,000Hzと4,000Hzで検査を行います。

1,000Hzは日常会話に必要な聴力を調べ、4,000Hzは高音域で発生する難聴を早期に発見するため調べられます。

オージオメーターから発生する大小の音を対象者が聞き取れるか否かで難聴の判定をしています。

1,000Hzにおける正常値は、0~30㏈で、4000Hzにおける正常値は、0~40㏈です。いずれも0に近いほどよく聞き取れるということになります。

 

ちなみに、19歳では正常値の0㏈ですが、年齢により聴力は衰えることが分かっています。

難聴によって身体障害者手帳が交付される基準は、聴力レベルが70㏈以上です。

伝音性難聴(なんらかの原因により音が外耳・中耳を通って内耳に到達することが妨害されることにより起こります=耳をふさいだときのような音に聞こえる)の場合には、補聴器により矯正が可能です。

 

しかし、感音性難聴(耳の中の内耳やその奥の神経に起こる障害が原因による難聴=聞こえる範囲が狭くなったり、音がぼやけたり、聞こえない音が出てくる)の場合には、明確な治療方法がないのが現状です。

 

 

 

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 1)耳鳴りとは

 2)耳鳴りが後遺障害として認定される場合

 3)難聴のレベルと後遺障害

 4)耳鳴りの検査方法について

 5)耳鳴りの治療に関して

 6)まとめ

 

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