後遺障害コラム

MRIにおけるC6/7のヘルニアについて

2014年04月05日 土曜日


MRI検査で頸椎のC6/7にヘルニアがあると診断されました。
C6/7のヘルニアからどのような神経症状が生じると考えられますか。


MRI画像において、C6/7レベルのヘルニア等で神経根が圧迫されている場合の神経症状としては、上肢~中指の指先に運動障害が生じることが多いです。

神経症状の支配領域としては、上肢の上腕三頭筋、回内筋、手根屈筋、前鋸筋などの部位です。

画像所見と主訴(症状)の一致は後遺障害の認定上重要ですが、臨床上は、神経の支配領域と神経症状にはずれが生じることが報告されています。

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