MRIにおけるC4/5のヘルニアについて
2014年04月05日 土曜日
Q
頸椎MRI検査で頸椎のC4/5にヘルニアがあると診断されました。
C4/5に画像所見があれば、どのような神経症状が生じると考えられますか。
A
MRI画像の頸椎のC4/5レベルのヘルニア等で神経根が圧迫されている場合の神経症状としては、上肢の肩~腕にかけての部位に運動障害が生じると考えられております。
神経症状の支配領域は、三角筋や上腕二頭筋等の部位です。
画像所見と主訴(症状)の一致は後遺障害の認定上重要です。
(ただし、臨床上は、神経支配領域と神経症状が一致しない場合もあるとの報告もされています)