後遺障害事例

手指の脱臼と骨折 ボクサー骨折

手指の脱臼や骨折は、親指以外の指に発生することがほとんどです。

特に薬指と小指に発生することが多く、その中でも「MP関節(エムピー関節)の中枢」の症状が多く報告されています。

 

MP関節(エムピー関節)とは、指先から数えて3番目の関節のことです。

 

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このように親指以外の第3関節の中枢を骨折することを、「ボクサー骨折」と呼びます。

ボクサーがパンチをしたときに骨折することが多いため、このように呼ばれています。

 

交通事故の場合は、強い打撃を受けた際に、とっさに手を付いて倒れることがあります。

このときに手のひらに強い衝撃が加わることにより、手指を脱臼したり骨折したりします。

 

手指の脱臼が生じた場合は、適切な治療が必要です。

脱臼とは、「関節が外れて、骨が正常な位置からずれてしまう状態」のことです。

 

このような状態を放置すると、ナックル(手指の関節)が変形してしまうことがあります。

手指の関節が変形すると、指を動かそうとするたびに痛みを伴います。

 

関節内を骨折した場合は、オペによる治療が必要となります。

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