中心性脊髄損傷の症状
- 四肢麻痺(上肢及び下肢の麻痺)
- 対麻痺
- 痛み
- 知覚障害
- 感覚障害
- 痙攣
- 異常感覚
四肢麻痺とは、上肢および下肢の麻痺で、頸髄レベルの損傷により生じます。
対麻痺とは、上肢には麻痺がなく、両下肢に麻痺があるものをいいます。
感覚障害とは、感覚が低下です。
合併症
中心性脊髄損傷では、次のような合併症が発生することががあります。
- 排尿障害、排便障害
膀胱は、尿をため、体外に尿を排出するという役割がありますが、麻痺によって、膀胱がこの役割をはたせなくなることによって排尿障害が生じることがあります。
排尿障害については、膀胱内圧検査等の検査により排尿障害の有無の立証が可能です。 - 床ずれ
感覚障害や麻痺により、感覚がなくなることで、体の同じ場所への外圧が分からなくなり、床ずれが生じやすくなります。 - 呼吸障害
頸部の脊髄損傷による四肢麻痺や重度の対麻痺の場合、呼吸機能に異常がしょうじることがあります。
当事務所には、年間約200件にのぼる交通事故・後遺障害のご相談が寄せられます。
多くは福岡県内の方ですが、県外からのご相談者もいらっしゃいます。