手指の脱臼と骨折 ボクサー骨折
手指の脱臼や骨折は、親指以外の指に発生することがほとんどです。
特に薬指と小指に発生することが多く、その中でも「MP関節(エムピー関節)の中枢」の症状が多く報告されています。
MP関節(エムピー関節)とは、指先から数えて3番目の関節のことです。
このように親指以外の第3関節の中枢を骨折することを、「ボクサー骨折」と呼びます。
ボクサーがパンチをしたときに骨折することが多いため、このように呼ばれています。
交通事故の場合は、強い打撃を受けた際に、とっさに手を付いて倒れることがあります。
このときに手のひらに強い衝撃が加わることにより、手指を脱臼したり骨折したりします。
手指の脱臼が生じた場合は、適切な治療が必要です。
脱臼とは、「関節が外れて、骨が正常な位置からずれてしまう状態」のことです。
このような状態を放置すると、ナックル(手指の関節)が変形してしまうことがあります。
手指の関節が変形すると、指を動かそうとするたびに痛みを伴います。
関節内を骨折した場合は、オペによる治療が必要となります。
当事務所には、年間約200件にのぼる交通事故・後遺障害のご相談が寄せられます。
多くは福岡県内の方ですが、県外からのご相談者もいらっしゃいます。